イベント内容
輸出入貨物の流れの中では、水際における通関手続は一種の“ボトルネック”だとも言えます。輸入貨物は関税や消費税を正しく納付しない限り国内に引き取れません。輸出貨物も、通関の時点で必要な規制をクリアしていなければ船に積むことはできません。EPA税率の適用を受けたければ、通関の際に原産品である証明が必要です。
関税の仕組みや通関手続の中身を知って、これに適切に対応すれば、円滑で迅速な通関はもとより、コスト削減や節税にもつながります。本講座では、貿易実務担当者が備えておくべき関税制度と通関手続の基礎知識を税関出身の専門家が体系的に解説いたします。
■対象者
始めて貿易業務を行う実務担当者や海外事業担当者
一応の貿易実務経験はあるが、もう一度体系的に基本を学びたい方など
■募集人数
①会場参加 35名(先着順)
②ライブ配信 25名(先着順)
■会場
①会場参加 「あいち国際ビジネス支援センター」セミナールーム
愛知県産業労働センター(ウインクあいち)18階
名古屋市中村区名駅4-4-38
②ライブ配信 使用アプリ「Zoom」
■講義内容
1 輸出通関の基本の流れ、品目分類の仕方、EPA税率適用のための原産地証明
2 輸出できないもの、輸出規制(外為法など)など
3 輸入通関の基本の流れ、納税申告の要点、EPA税率の利用条件
4 輸入できないもの、輸入規制、知的財産侵害品の認定
5 輸入通関の便利な制度(免税、保税)、事後調査、加算税
6 AEO(税関手続上の優遇措置)の概要
7 越境ECとACP(税関事務管理人)の注意点、海外出張時の注意など
■受講料
一般 10,000円(消費税込み)
会員 5,000円(消費税込み)
※会員とは当機構の国際ビジネス会員のことです。詳しくはお問合せください。
■主催:公益財団法人あいち産業振興機構
■共催:公益財団法人興和生命科学振興財団