イベント内容

　
【平成30年度第3回あいち産業振興機構と愛知県中小企業診断士協会連携セミナー】
　
　最近、IoTという言葉を良く耳にしますが、「IoTって何？」「うちなんか関係ない！」「高いんだよね。」など中小企業の経営者の皆様がまず思い浮べるのが、こんなイメージではないでしょうか。
　今回のセミナーは、いち早くIoTを導入し大きな成果を出している碧南市にある自動車用プラスティック部品メーカーの日進工業株式会社 代表取締役社長 長田和徳 氏を講師にお迎えし、IoTとは何か。なぜIoTなのか。何ができるのか。など、なじみのない方でもわかりやすくご講演いただきます。
　日進工業株式会社は、1945年に長田織布として創業し、1964年から自動車精密部品の製造を開始、2017年現在、国内の二工場の他、中国にも工場を擁し、売上高8,311百万円、従業員300名へと飛躍的に成長してきました。　近年この成長に更なる弾みを付けたのが工場のIoT化で、生産ラインの監視、生産工程やトラブル対応方法など地道な改善を行ってきた結果、生産ラインの稼働率を半分以下から90％近くまで引き上げることに成功しました。
　これにより生産性が飛躍的に向上し、残業や休日出勤、設備投資などが不要となり、過去最高の売上、営業利益を達成しました。
　また、余った時間で人材育成にも力を入れ、機械の稼働状況から、従業員の働きを数値化することにより、「現場だけでなく従業員の見える化」を行い、お互いの競争力を生む等、モチベーションアップにも繋がっています。
　更に、自社の実績を基に、16年9月には自社開発のIoTシステムの外販を始め、中小企業や小規模企業への導入を開始し、業種や加工内容によるIoTの効率的・効果的な活用方法を提案するなど生産性向上のお手伝いをしています。
　長田社長には、中小企業へのIoTの効果的な導入事例を交え、IoT初心者の方から、これから導入を検討されている方まで十分ご満足いただける内容となっています。

　開　場　18：00
　講演会　18：30～19：40
　交流会　19：40～20：40

※このセミナーの受講票は発行しません。直接会場へお越しください。
※交流会は希望者のみとなります。（参加費500円）
講師及びセミナー参加者との交流の場として多くの方のご参加をお待ちしています。